さくもとコラム「ずっと・ずっと健康で」 Vol.11 「関西物流展で得た情報とは?」

Vol.11「関西物流展で得た情報とは?」

4月11日、インテックス大阪で開催された、関西物流展に行ってきました。

参加は昨年に続いて2回目。

大会場にも拘らず、大勢の人でごった返すという盛況ぶりでした。

 

今年は、船井総研ロジ(株)の、「2024年問題で終わりではない! 物流クライシスを乗り越えるための物流戦略」がテーマのセミナーにも参加し、業界の内情にも触れることができました。

 

本セミナーの参加者は、荷主会社と思われる方々で、講演内容も荷主側への情報提供が多かったため、「ちょっと新鮮」感覚で、聴講しました。

 

荷主側から列挙された2024年問題による影響は、「地方(長距離)配送のお断り」、「事前のドタキャン・・・」など、実に多々あり、私自身も、「確かにお困りですよね」と感じ入ることになりました。

しかし、ドライバー不足の折、長距離走行が可能なドライバーを手配できない、残業時間の上限規制など、運送事業者に迫っている難題も実に多く、まさしく「物流クライシス」であると痛感することになりました。

 

「生みの苦しみ」という言葉がありますが、今まさに、物流業界が生まれ変わろうとしてもがいているように思います。

この根底には、働くドライバーの健康問題や他業界よりも低い賃金体系への課題があります。

 

「今までの常識」からの脱出を目指して、社会全体の意識改革が求められているように思います。

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