先日開催しました、第10回両輪会では、「自社での安全衛生委員会での取り組みと情報交換」として、グループディスカッションを実施しました。各グループでディスカッションされた内容をまとめましたので、ご覧ください。

 

1. 困っていること(問題点)

①安全衛生委員会を開催していない、何をすべきか分らない、方向性すら分らないのが実態 
②グループの中に産業医が参加している事業所が無かった。労基監査があった時は大変
③従業員・パートまで方針が行き届いているか疑問  
④伝達方法も事務的である(末端への展開が不十分)
⑤安全会議のみに特化している 
⑥本社のみで開催し営業部は実施するのみまたは現場では資料の回覧のみとなっている  
⑦議事録の提出日が守られていない。次回の開催までに何に取組んで行くのかわからない 
⑧会議で話をして終わっている
⑨全員が集まれない
⑩安全管理部からの提案のみで他からの提案がない 
⑪会議のマンネリ、事故があった場合のみ全員が揃う
⑫ヒヤリハットの提出が少ない 
⑬いらない社員を退社させる方法
⑭特定の人のみが発言 
⑮乗務員の高齢化等で、職場組織の構成が変わり運営が難しい 
⑯物流に関しては安全に重きを置き、衛生管理は形だけになっている。
⑰不規則勤務のため集合が困難

2.  取り入れたいこと(導入したいこと)

①事故速報に対して従業員全員にコメントを書かせる 
②安全保護具、ユニホーム、安全用品の導入検討 
③健康管理・血圧管理を今後の仕組みとして取り入れたい 
④資料を事前に用意し検討したい 
⑤未決事項・既決事項の進捗管理、実施、未実施の確認
⑥リスクアセスメント うつに関して
⑦100%定健受診と高血圧をどうしたら改善できるか・成功させるか 
⑧ドライブレコーダー
⑨ナスバネット

3. おすすめしたい自社の取り組み

①過去の事故事例集の作成
②運行・整備管理者との連携
③労災事故の審議会、会社としての見舞金の決定
④ドライブレコーダーを導入しての活用事例で事故防止を実施
⑤全社員対象で安全意識を培う、こころに訴える被害者側の映像を見せる
⑥無事故日数の自己申告を行う(意識付け)
⑦社員証(名札)の裏に出欠のカード化を実施
⑧労使合同の安全パトロール 

4. 3を推進する上で難しいと思われる点

①会社と労働者代表間の信頼関係が大事
②安全を取るか、コストを取るかは職場単位で違うし残業代にも関係する
③参加する人の温度差がある。温度差を詰めていく
④参加者が多すぎて会議が進まない
⑤会社風土を上げにくい
⑥従業員の意識の向上や参画意識について

5. 参考になった点、さらに詳しく聞きたい内容

①各社の取組が聞けて良かった
②決定事項の周知徹底方法  
③職種・勤務形態が異なる社員の巻込み方、協力体制のつくり方 
④自社ではコリ固まった考えになりがちだが、他社の考えが聞けた事
⑤全員参加の考え方を全員に周知できていることが素晴らしい  
⑥不規則勤務者の委員会出席を高めるために、メンバーのスケジュールの確認やそれに合わせた。曜日の選択を行う。また参加率は3カ月で100%としている
⑦産業医の出席が出来ないので従業員へは産業医がコメントを行った形で掲示を実施している
⑧各営業所の実態を本社が把握できないので、安全管理部が事故を起こした営業所の会に参加し底上げをしている。また表には見えない点を考慮し支部、最終的には乗務員との会話を行っている

6. その他

①社内体制をこれから作り上げる予定です

コメントを残す

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Post comment

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)