第22回両輪会 大阪開催【2018年9月19日(水)】終了いたしました。

 

当初7月6日に開催予定だった第22回両輪会ですが、西日本を中心とする豪雨や公共交通機関の見合わせ等もあり、やむなく開催延期となりました。
9月19日(水)に、おかげさまで無事終了いたしました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

今回のテーマは、

「運輸業における睡眠管理のあり方について」

~点呼時の睡眠確認の義務化とどう向き合うか~

第22回両輪会 大阪開催の様子です。

 

当法人副理事長で両輪会代表の作本貞子が、開会の挨拶と、テーマ設定の経緯を述べ、その後、当法人理事長 武田裕が「良質睡眠確保の重要性について ~脳・心臓疾患と睡眠の関連性を中心に~」と題して、睡眠の質が健康にとっていかに重要かを話しました。

 

 

 

 

 

 

 

副理事長 作本が「運輸業における安全・健康対策の方向性 ~定期健康診断と睡眠情報等の一元化を踏まえて~」と題して、国交省の『過労防止関連違反の行政処分改正』『睡眠不足起因事故防止強化の安全規則改正』から、定期健康診断やSASスクリーニング検査の重要性とその後をフォローするための『運輸ヘルスケアナビシステム』の詳細を案内しました。

 

 

 

 

 

 

梅田運輸倉庫株式会社 常務取締役 岩﨑小夜子 氏が「わが社の点呼時における睡眠チェックと健康管理」と題して、自社で実際に使用している点呼記録簿や健康管理カードから、運行管理者だけでなくドライバー自身が自分の健康状態を確認できるようにしている点をお話くださいました。

 

 

 

 

 

 

休憩を挟んでグループディスカッションが行われました。

①我が社における点呼時の睡眠・健康チェック

②ドライバーの睡眠と生活スタイル・生活リズムについて

③行政処分強化に伴う健康管理上の困りごと(過労死関連)

を中心に情報交流をしました。それぞれの会社の実情と工夫していることや困っている内容などの情報共有を行いました。

その後コーディネーターが、各情報交換の発表や発表内容に対する他のグループからの質疑、情報交換内容のまとめを行いました。

 

 

 

コーディネーター:

大阪廃棄物処理株式会社 統括事業部長 野口善弘 氏

梅田運輸倉庫株式会社 常務取締役 岩﨑小夜子 氏

NPO法人ヘルスケアネットワーク 副理事長 作本貞子

 

 

 

 

 

 

センコー商事株式会社 常務取締役 小路敏之 氏が「車載用防災セットの採用事例(ドライバーの安全+安心の職場環境づくり)」と題して、豪雪時の閉じ込め、土砂崩れ時の立ち往生、震災時の道路封鎖、渋滞・通行止め時の車内滞在など、運行中のもしも!にそなえる安心セットを紹介されました。

 

 

 

 

 

 

株式会社ドコモCS関西 様が展示で「健康サポートLink」の紹介をされました。

従業員の歩数・体重・血圧・睡眠などの日々の健康データをクラウド上に連携し、会社や組織の健康状態の見える化をサポートしてくれるとのことでした。

 

 

 

 

 

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