長雨が続いた6月の、朝の通勤電車(環状線)内の出来事です。
私が立っている目の前には、優先座席として3席分があり、スマホを見ている男性と女性、そしてもう1人の女性は爆睡状態。よくある通勤電車内で光景ですね。
そこに、80代後半とも思える、小柄で瘦せ細った高齢のご婦人が、傘を片手に優先座席付近の握り棒を握りしめて立っています。
私の感覚では、「優先座席に座るべき人」だったので、一先ずどこまで乗車されるかをお聞きしたところ、15分はかかりそうな駅名をおっしゃいました。
そこで、スマホの女性が気づいてくれれば・・・と、ちらっと視線を送りましたが、気が付かない様子。(気が付かないふり???)
仕方なく、勇気を出して、「すみません。ちょっと代わっていただけませんか」と、ご婦人のほうに手を差し伸べて、女性にお願いしました。
すると女性は、むすっと不機嫌そうな顔で席から立ちあがりました。彼女にとって私はまさしく「お節介なおばさん」だったと思います。
そしてご婦人は、席を譲ってくれた女性にではなく、私に何度もお礼をおっしゃるので、その都度、「こちらの方に・・」と言わざるを得なくなりました。
さて現在、スマホの功罪としては、事故に繋がる「ながら運転」や「スマホ歩き」などが取り沙汰されていますが、このように全く周囲が見えなくなるのも困りものです。
そろそろ、社会のモラル面でも、スマホとの付き合い方の検討が必要かもしれません。
