第15回両輪会は、2014年7月17日(木)無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
今回のテーマは、
実例から検討する「健康起因事故防止対策」
~定期健康診断とSAS対策の重要性がリアルに浮上~
ドライバーの体調不良による大事故の続出により、健康起因事故防止対策が喫緊の課題となっています。
今回の両輪会では、2台のドライブレコーダが捉えた健康起因事故の事例発表により、その原因と対策を掘り下げました。
また国土交通省から4月18日に発出されたマニュアルの改訂版から、より具体的な対策を考えていきました。
当日の模様です。
梅田運輸倉庫㈱様から貴重な資料の提供を頂きました。総務部長の酒井様よりドライブレコーダーから健康起因事故発生時の運転状況を見ながら、その後の社内での対応や社内の健康管理や点呼時の工夫等、独自の取組みを発表頂きました。
両輪会代表の作本より、全日本トラック協会の委託で作成しましたトラック運送事業者のための健康起因事故防止マニュアルを基に、社内での健康づくりや健康管理方法についてマニュアルの内容説明と見方を説明しました。
ご多忙の中、労働科学研究所所長の酒井氏が東京から参加されました。自覚症状のあるドライバーの運転状況は、他人ごとではないこと、国の取組みなどをご説明頂きました。次回はもう少し深く伺いたいですね。
グループディスカッションでは、自社で起こった内容と取組み、体制など話し合って頂きました。いつもよりポストイットにも多くの内容が書かれていました。今回はみなさん、熱かったです。